お金に関するなぞなぞを皆さんご存知ですか？ 2015.09.18
皆さんはお金に関する有名ななぞなぞをご存知でしょうか？
日本でも古くからある落語のネタとしても知られているこのなぞなぞ。
パラドックスの問題として論理学などの授業にも使われるなど、なかなか難しい問題となっているのでお時間のある方はぜひお考えください。
日本でも古くからある落語のネタとしても知られているこのなぞなぞ。
パラドックスの問題として論理学などの授業にも使われるなど、なかなか難しい問題となっているのでお時間のある方はぜひお考えください。
旅の途中である3人の男たちは一部屋3万円のホテルに泊まることになり、一人1万円ずつ出し合って料金を支払ました。
しかし、支払いが終わった後になってホテルの主人が料金を間違えていたことに気が付きました。
なんと、3人が泊まった部屋の料金は3万円ではなく2万5000円だったのです。
そのため、ホテルの主人がボーイに過払い金である5000円を返してくるように申し付けました。
ただし、このボーイが意地の悪い男だったため3人に5000円を返すのではなく、3000円しか返さずに残りの2000円は自分のポケットに入れてしまったのです。
さて、ここで一つの問題が生じてしまいました。
3人が当初部屋代として支払った料金は3万円、そのあとボーイが3000円を返してくれたので実際に支払ったのは2万7000円。
そして、ボーイがくすねた2000円を足してみると…なんと合計しても2万9000円しかありません。
一体残りの1000円はどこに消えてしまったというのでしょうか。
そして、3人の男たちは1万円持っているのであれば、3人別々に一部屋ずつ部屋をとればよかったのではないでしょうか…。色々と謎が多いこのなぞなぞ…あなたは答えを見つけることは出来ましたか？
しかし、支払いが終わった後になってホテルの主人が料金を間違えていたことに気が付きました。
なんと、3人が泊まった部屋の料金は3万円ではなく2万5000円だったのです。
そのため、ホテルの主人がボーイに過払い金である5000円を返してくるように申し付けました。
ただし、このボーイが意地の悪い男だったため3人に5000円を返すのではなく、3000円しか返さずに残りの2000円は自分のポケットに入れてしまったのです。
さて、ここで一つの問題が生じてしまいました。
3人が当初部屋代として支払った料金は3万円、そのあとボーイが3000円を返してくれたので実際に支払ったのは2万7000円。
そして、ボーイがくすねた2000円を足してみると…なんと合計しても2万9000円しかありません。
一体残りの1000円はどこに消えてしまったというのでしょうか。
そして、3人の男たちは1万円持っているのであれば、3人別々に一部屋ずつ部屋をとればよかったのではないでしょうか…。色々と謎が多いこのなぞなぞ…あなたは答えを見つけることは出来ましたか？
考えてみたけれどなぞなぞの答えが分からないという方のために、以下の記事ではなぞなぞの答えと解説を紹介していきたいと思います。
そのため、まだ問題を考えたいという方はこれから下はまだ読まないようにお気をつけください。
それでは、この消えたお金の謎について解説していきたいと思います。
この問題で重要となるのはもちろんボーイが2000円をネコババした点にあります。
ネコババされた2000円の計算方法がこの問題を解けるかどうかの分かれ目となってくるのです。
上記では3人の男が支払った2万7000円に2000円を足していましたが、この部分が正しい計算とは違ってくるのです。
この2000円は3人の男たちが所有していないので客側のお金に足してしまってはおかしくなってしまいます。
正しくは2万7000円からボーイがネコババした2000円を引かなければならないのです。
そうすると、部屋の正規の代金である2万5000円とぴったり一致することになり、お金の計算には何の矛盾もなくなってスッキリ解決です。
そのため、まだ問題を考えたいという方はこれから下はまだ読まないようにお気をつけください。
それでは、この消えたお金の謎について解説していきたいと思います。
この問題で重要となるのはもちろんボーイが2000円をネコババした点にあります。
ネコババされた2000円の計算方法がこの問題を解けるかどうかの分かれ目となってくるのです。
上記では3人の男が支払った2万7000円に2000円を足していましたが、この部分が正しい計算とは違ってくるのです。
この2000円は3人の男たちが所有していないので客側のお金に足してしまってはおかしくなってしまいます。
正しくは2万7000円からボーイがネコババした2000円を引かなければならないのです。
そうすると、部屋の正規の代金である2万5000円とぴったり一致することになり、お金の計算には何の矛盾もなくなってスッキリ解決です。
実はこの問題は日本でも古くから「壺算」という落語のネタとして多くの方に知られてきました。
壺算ではある男が上記のようなトリックを使って店から壺を巧みに手に入れるというストーリーになっており、関東と関西で微妙に話のオチが違うなど多くの噺家によって受け継がれてきました。
しかし、このお金のなぞなぞはあらかじめ知っておかないと本当に騙されてしまいそうですよね。
もちろん、消費者金融業者や銀行系カードローンなどちゃんとしたお店であれば騙されることもありませんが、ヤミ金など悪質な金融業者をうっかり利用してしまえば壺算のように騙されてしまうかもしれません。
ここで紹介したパラドックスはただ論理的思考の問題としてだけでなく、お金を数字に置き換えて計算する際には注意しなくてはならないという警告も含まれているのです。
壺算ではある男が上記のようなトリックを使って店から壺を巧みに手に入れるというストーリーになっており、関東と関西で微妙に話のオチが違うなど多くの噺家によって受け継がれてきました。
しかし、このお金のなぞなぞはあらかじめ知っておかないと本当に騙されてしまいそうですよね。
もちろん、消費者金融業者や銀行系カードローンなどちゃんとしたお店であれば騙されることもありませんが、ヤミ金など悪質な金融業者をうっかり利用してしまえば壺算のように騙されてしまうかもしれません。
ここで紹介したパラドックスはただ論理的思考の問題としてだけでなく、お金を数字に置き換えて計算する際には注意しなくてはならないという警告も含まれているのです。