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クレカ一体型のカードのキャッシングの限度額はどうなるの?

銀行で発行されるカードの多くは、キャッシュカードとクレジットカードが一つになった、一体型のカードになっています。
こういったカードの場合、キャッシングとショッピングでそれぞれ枠が設けられています。
この時、両方の機能を使った場合の限度額はどうなるのでしょうか。今回は、この一体型カードに関する素朴な疑問にお答えします。
キャッシュカードとクレジットカードが一体となったカードには、キャッシュカードとして借り入れができるキャッシング枠と、クレジットカードとして買い物に使えるショッピング枠の2つの限度額があります。

そして、この2つの枠とは別に、カード全体での利用額を制限する総利用枠が設定されているのです。
この額に達すると、ショッピング、キャッシングともに利用できなくなってしまいます。
キャッシング枠とショッピング枠双方の上限となる総利用枠は、ショッピング枠と同じ限度額に設定されていることが一般的のようです。

すなわち、ショッピング枠の中にキャッシング枠があるものと考えてよいでしょう。

例えば、クレジットカードとしての限度額が50万円、キャッシュカードとしての限度額が20万円の場合に20万円をキャッシングで借りると、買い物に使える額は30万円までとなります。
このように、クレジットカードと一体となったキャッシュカードの場合には、キャッシングとショッピングで使える限度額を一部共有していることがほとんどです。

買い物にカードを利用しすぎて、いざキャッシングを利用しようとした際に借り入れられない、なんて事態になってしまわないように、自身の持つカードの利用枠についてはしっかり把握しておきましょう。

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