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楽天銀行スーパーローン解約のメリットとデメリット

他の銀行系カードローンや消費者金融と比べると、楽天銀行スーパーローンはサービスで難点があるかもしれません。

しかし、他のカードローンに変えたとしても、楽天銀行より見劣りする部分が見えてくることでしょう。

また、楽天銀行スーパーローンを使い続けることで、楽天銀行に対して信用を築いているはずです。

基本的に差し迫った理由がない限り、カードローンの解約は積極的におすすめできることではありません。

他の金融機関のカードローンをおまとめローンとして新たに申し込むのなら話は別ですが、楽天銀行も与信枠は最高800万と低くはありません。

楽天銀行スーパーローンを解約しようとする人の中は、他の金融機関でカードローンを申し込み、借金の一本化を検討しているケースがあります。

カードローンの一本化は、残高管理が容易であったり、金利が低くなったりとメリットは大きいです。

総量規制がなくても無制限ではない与信枠

カードローンを利用する人の中には、銀行系カードローンなら消費者金融のような総量規制がないため、大きな与信枠を得られると考えている人がいるようです。

考え方は間違ってはいませんが、総量規制がなくても与信枠は有限です。

銀行系カードローンに限りませんが、与信枠の決定は、その人の収入が基準になります。

ただし、いくつもの金融機関でカードローンを申し込むより、一つの金融機関だけで申込んだ方が与信枠の有効活用ができる事は確かです。

与信枠は大きな方が低金利

カードローンの金利は、与信枠が大きいほど低くなり、楽天銀行スーパーローンも同じです。

そのため、楽天銀行スーパーローンを解約して、他の金融機関で与信枠を上げてもらうことで金利負担を少なくすることができます。

楽天銀行を解約することで、限られて与信枠を有効活用するとともに、金利も下がるのであれば解約のメリットは十分高いと言えるでしょう。

ただし、楽天銀行スーパーローンを解約してしまうと、それまでの利用実績がリセットされます。

つまり、再度楽天銀行スーパーローンを利用したい場合は、新規に審査を受ける必要があるのです。

また、解約するためには、一度借入残高をゼロにする必要があります。

解約後の再申込は新規申込と同じ

楽天銀行スーパーローンに限りませんが、カードローン契約を一度解約すると、それまでの実績はいったんなくなります。

信用情報機関のデータは5年間残るため、利用と支払をきちんとしていればCICのデータには「$」が並んでいるでしょう。

しかし、楽天銀行ではもっと細かい顧客管理をしており、ある程度顧客のランク付けをしています。

利用と返済を確実にしている人であれば、楽天銀行からの評価も高いはずですが、これがリセットされるのはちょっともったいない事です。

完全に残額がゼロにならないと解約できない

カードローンの解約は、残高をゼロにしない限り解約できません。

利用残高が多い人の場合、楽天銀行スーパーローン解約のために、資金調達をする必要があります。

銀行等の「おまとめローン」は、まとめる対象のカードローンを完済することを条件にして貸付をしてくれますが、追加借入ができないフリーローンタイプのため使い勝手に難があります。

別の銀行などでカードローンを申し込む際には、どこから資金調達をしなければいけません。

このようにカードローンは与信枠が大きな方が有利です。

しかし、1つのカードローンにまとめる場合、解約するために残高をゼロにする必要がある点が問題になります。

カードローンをおまとめローンにすることが難しい一つの理由です。

隣の芝生が青いとは限らない

楽天銀行スーパーローンは、決してサービスの悪いカードローンではありません。

ネットで指定すれば自分名義の銀行口座に融資資金を振り込んでくれます。

他の銀行系カードローンは、自行以外の口座に振込をしないことがほとんどであることと比べると破格のサービスと言えるでしょう。

与信枠を最大800万円まで付けてくれますから、自分の収入などによる信用によっては、増枠申請をすることで他のカードローンの残高を楽天銀行スーパーローンにまとめることも可能です。

また、今まで楽天銀行を利用してきた信用も解約するとリセットされてしまいます。

他の銀行系カードローンに乗り換えることで、サービスが向上するのではないかと考えている人も多いようです。

しかし、先ほど述べた通り楽天銀行スーパーローンのサービスは、他の銀行系カードローンと比べて劣っているとは言えませんし、金利水準も妥当です。

金融機関にとってカードローンは高金利を取れる有望商品なので、積極的に宣伝活動をしています。

しかし、必ずしも隣の芝生が青いとは限らない点に注意が必要です。

楽天銀行スーパーローンは、他の金融機関の借入金をまとめることができると宣伝をしています。

最高金利は14.5%と他の金融機関と比べて高くないはずですし、最低金利の1.9%は無理としても、300万円以上の与信枠をゲットすれば、4.9%とかなりの低金利を望めます。

楽天銀行スーパーローンを他の金融機関にまとめてしまおうとする人もいるでしょうが、その前に楽天銀行スーパーローンと他のカードローンのサービスを比較してみてください。

ネットバンキングを自由に利用できる楽天銀行のカードローンなので、24時間365日の利用が可能です。

自分の口座に融資資金を振り込んでくれるため、コンビニATMなどで入出金を繰り返す手間が省けます。

利便性が高い楽天銀行スーパーローンは残すことも十分検討する価値があるでしょう。

楽天銀行スーパーローンの与信枠は最大800万円なので、自分の収入が上がったり、取引が長くなったりすれば、信用がついて増枠も可能です。

増枠による低利率化も見逃せないメリットです。

せっかく今まで利用して信用も付いた楽天銀行スーパーローンを簡単に解約するのはもったいないとも言えます。

信用はお金で買えないのです。

メリット・デメリットを踏まえたうえで、自分にとって一番得する選択肢を考えてみましょう。

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