SMBCモビットの返済面の解説とお得に利用するコツ 2017.01.13
利用者が多いからと言ってカードローンを利用するわけではなく、カードローンは自分が借り入れをして返済をしていけるかどうかを見極めなくてはいけません。
今回はモビットの返済面について詳しくご紹介をしていきたいと思います。
そのためカードローンだからといって、しっかりとそれぞれの返済の仕組みを理解しないでおくと、意図せず利息の負担をしているケースもあります。
モビットの返済方式を分かり易くご説明させていただきますので、しっかりと理解をしておきましょう。
借入後残高スライド元利定額方式
モビットの返済方式は借入後残高スライド元利定額方式というものになっています。
文字面を見たところでなんのこっちゃ?って話になってしまうと思いますので、一つ一つ説明をしていきたいと思います。
残高スライドって何?
まず残高スライドについて説明していきます。
残高スライドとは、借り入れ残高の金額によって返済額が上下にスライドする方式のことを指しています。
借入金額が上がれば上がるほど、返済額は大きくなっていきますし、返済を進めていくことが借入残高を減らしていくことができれば、返済額も少なくなっていく仕組みです。
消費者金融系や銀行系など、多くのカードローンがこの残高スライド方式を取り入れています。
元利定額って?
次に元利定額という言葉ですが、これは元金の“元”と、利息の“利”が組み合わさった言葉です。
つまり元利というのは“元金+利息”を指しています。
この元利を定額で返済していくことを指します。
例えば毎月の返済が残高スライド方式によって5000円となっている場合には、5000円(元金3000+利息2000)などのように、返済額の中に元金と利息が含まれていますよ!という状態のことを元利定額と呼びます。
借入後に返済額が変わる
モビットはこの残高スライド+元利定額が合わさった方式となっていますが、頭に“借入後”という言葉がついていますよね。
これは、「借り入れた後の最終金額が返済額に反映されますよ」という意味です。
例えば、最初に借り入れをした金額によって返済額が5000円となった場合、新たに借り入れを行湧ければ、ずっと返済額は5000円のまま変わりません。
しかし返済途中に新たに借り入れを行った場合には、その借り入れ後の残高によって返済額が新たに指定されるというわけです。
逆に考えれば、“借入後”という設定がなければ、返済をしていくなかで残高が減っていけば、返済額もスライドしていくということです。
モビットの最低返済額は以下の通りになります。
最終借入れ残高 | 最低返済額 |
---|---|
10万円以下 | 4,000円 |
10万円以上、20万円以下 | 8,000円 |
20万円以上、30万円以下 | 11,000円 |
30万円以上、40万円以下 | 13,000円 |
40万円以上、50万円以下 | 16,000円 |
50万円以上、60万円以下 | 18,000円 |
60万円以上、70万円以下 | 21,000円 |
70万円以上、80万円以下 | 24,000円 |
80万円以上、90万円以下 | 26,000円 |
モビットの返済額は、このような形で返済額がスライドしていきます。
借入後残高ですので、仮に30万円借入をした場合は、11000円が返済額となり、新たに借り入れを行わなければ返済額は11,000円のまま一定額になります。
途中で借り入れをした場合には、金額に応じて蒸気の票の返済額が適用される形です。
モビットは返済日を5日・15日・25日・末日の4パターンの中から選ぶことができます。
そのため給料日に近い日程を選ぶことで、返済の遅延や未納を事前に防いていくことができます。
理想は給料日の3日後
カードローンの返済日を決めるときに目安として考えると良いのが、給料日から三日後あたりを設定すると丁度良いです。
給料日の当日は、何かしらのトラブルでお給料が振り込まれない場合や、土日を挟んでしまうと、企業によっては週明けの振込になってしまうこともあるかもしれません。
そのため、少なくとも三日は離しておいたほうが、トラブルが起きた際にも何事もなく返済をすることができますよね。
モビットの場合であれば、日程が限られているので3日後に設定するのは厳しいかもしれませんが、5日後辺りに該当するところを返済日にすると丁度良いと言えます。
引き落としやATMで返済できる
モビットは指定口座からの引き落とし返済やカードを利用してのATM返済に対応しています。
引き落とし返済に関しては、先ほども表でご紹介した最低返済額が引き落としされる形となります。
ATMにおいてはご自身の返済できる金額だけ返済をすることが可能ですので、引き落とし後の追加返済としても利用ができます。
追加返済で利息負担を減らそう!
カードローンを利用していくうえで知っておくべきポイントとして、追加返済をしっかりとしていくほうがお得であるという点があります。
最低返済額を返済していれば利用を続けることは可能ですが、元利定額となっているので、毎月の最低返済額の金額の中には利息がしっかりと含まれています。
そのため元金は利息を除いた金額のみしか減っていきません。
つまり最低返済額のみを返済していても元金はあまり減っていかないのです。
もちろん、元金が減っていかなければ返済回数が伸びるので、その分利息の負担も増えていきます。
毎月の利息分は最低返済額の中に含まれていますので、元金を減らすために効果的なのが追加返済です。
追加返済には利息は引かれませんので、返済すればするほど元金が減っていくことになります。
最低返済額に甘えず、自分の余裕のある分は返済に回していくことで、利息の負担を減らしていくことができますよ!
*モビットは借入後残高スライド元利定額返済方式!*残高によって返済額が変わる!*返済額には元金と利息が含まれる!*新たに借り入れをしない限り返済額は一定*返済日は5日・15日・25日・末日の4パターン!*返済日は給料日から5日後のところを選ぼう!*引き落としやATMで返済ができる!*追加返済で利息負担を減らそう!
モビットは利便性が高く返済もしていきやすいカードローンだと思いますので、無理をせずに余裕ある利用を心がけながら有意義なカードローンの利用をしていきましょう!